みなさんは【昆虫食】という言葉にどんなどんなイメージがありますか？
いわゆる「ゲテモノ」や「Youtuberが罰ゲームで食べるもの」みたいなネガティブなイメージを持つ方がほとんどだと思います。
しかし、昆虫食は高たんぱくで食物繊維やミネラルが豊富なスーパーフードとして世界中で注目されている今、最も熱い食料のひとつなのです！
もくじ
昆虫食の文化
昆虫食は、現在の日本ではあまりなじみのない文化ですが、古くから アジア、アメリカ、アフリカなどで親しまれています。
地域によって種類は違いますが、主にイナゴなどのバッタや、蝶の幼虫、蜂や蟻、カミキリムシの幼虫などが食べられているそうです。
なぜ、古くから昆虫食が行われてきたかというと、栄養の豊富さが挙げられます。粉末コオロギ100ｇに対するたんぱく質の含有量は67gと言われています。
67gのたんぱく質は鶏むね肉約300gに相当します。
また、採集のしやすさも魅力的です。身近で採集可能かつ、容易に採集することが出来ます。
これらが古くから昆虫食が親しまれてきた主な理由だと考えられます！
日本での昆虫食の文化
日本の昆虫食で有名なものといえばイナゴの佃煮や蜂の子でしょうか。これらは主に長野県で食べれています。
割と身近にも昆虫食の文化があったりします！
一度食べてみたいですね！
なぜ注目されているのか？
では、今なぜ昆虫食が注目されているのでしょうか？
それは、昆虫食が将来的に食糧難を救うカギになると考えられているからです！
2021年現在、地球の人口は77億人を超え、2050年には95億人以上にまで増加すると予想されています。
発展途上国の経済成長に食料生産が追い付かず、深刻な食糧危機が起きつつあります。
今現在の主なたんぱく源といえば牛や豚などの家畜ですよね。
しかし牛や豚、特に牛は一頭当たりの生産コストが高いです。
牛一頭育てるのに12,000トンもの水が必要です。
また、牛のゲップや、オナラ 反芻行為で大量のメタンガスを発生させます。
国際連合食糧農業機関（FAO）は、地球上における温室効果ガス排出量の18％は畜産によるものであり、途上国の発展に伴い今後もその値はさらに増加していくと推測しています。
そこで、環境にやさしく、他の食材に比べ栄養が豊富かつ、収穫までの時間が短い昆虫に注目が集まったというわけです！
昆虫食のデメリット
栄養満点で生産コストも安くてメリットしかない！
…というわけでもなくいくつかデメリットもあります。
・見た目の気持ち悪さ
コオロギなど粉末にして販売している商品もありますが、イナゴや蜂の子など見た目のインパクトはすさまじいですね…
あと、虫を食べるというのは精神的なショックも大きい気がします…
・単価の高さ
まだ普及段階で飼育方法が確立されていない為、少々お高めになっています。
・粉末コオロギ(100g)・・・1,500円
・幼虫ミックス(15g)・・・1,700円
・タガメ1匹(4g)・・・1,400円
・タランチュラ・・・2,600円
一部ですがやはりお高めですよね…
少し良いお肉買えちゃいます…
昆虫食食べ比べ
とはいえ、いつくか気になった昆虫食があったので食べてみることに！
・タランチュラ
タランチュラです。
見た目のインパクトは最強だと思います！
タランチュラといえば毒ですが、食べても害はないようなので購入して食べてみました。
まず、袋を開けると嗅いだことのないにおいに襲われます。
めっちゃくさい…
味は、その臭いそのもので後から煮干しのような風味が口の中に広がりました。
食感はつまようじみたいです。そして、けばけば しているのが何とも気持ち悪く、喉が飲み込むのを拒絶し吐き戻しそうになりました…
よっぽどのもの好きでない限り、好んで食べる人はいないでしょう…
・カブトムシ
硬っ！！！！！
硬いです。
肝心の味ですが、クサイ土です。夏休みにカブトムシ飼うじゃないですか。あの臭いとほぼ同等の味です。
これも好んで食べる人いないんじゃないかな…
・幼虫ミックス
これは普通においしいです。
スナックのような食感でぽりぽり食べられます。
味はナッツ系統でしょうか？
目をつぶっていれば抵抗なく食べられます。
昆虫をつかった加工食品
昆虫食には興味あるけど、ビジュアルが…という方におすすめなのが昆虫の粉末を使った加工食品です！
コウロギパウダーを使ったお菓子は
・おせんべい
・スナック
・ゴーフレット
など、見た目ではコオロギと判断できない加工食品が多数あります！
もし興味があったら調べてみるのもいいかもしれませんね！
安全でおいしい昆虫食を注文するには？どこで売ってる？
・昆虫食専門通販【bugoom】がおすすめ！
【bugoom】は日本サプリメントフーズ株式会社が運営する昆虫食専門の通販サイトです！
様々な種類の昆虫食を買うことが出来ます！
今回紹介した「タランチュラ」や「カブトムシ」もここ【bugoom】で購入しました。
「昆虫食を試したい！」「どんな味がするんだろう？」と気になる方は【bugoom】で購入することをお勧めします！
まとめ
昆虫食は日本ではまだ、ゲテモノという認識を払拭できていませんが、将来 食糧難を救う救世主になる可能性を秘めた食材です！
もし、興味をもっていただけたのであれば一度経験するのもいいかもしれませんね！（タランチュラとカブトムシはおすすめできませんが…）